日本品質に応えるベトナム発・機械設計アウトソーシングの実力と信頼性とは?

ニュース 8月 7, 2025

近年、製造業界では設計リソースの不足や多品種・短納期対応のニーズが急速に高まっており、機械設計アウトソーシングの実力が改めて注目されています。外部委託は多くの企業にとって現実的な選択肢となっていますが、特に海外に外注する際には「本当に日本品質に応えられるのか?」という懸念がつきまといます。 本記事では、ベトナムに本社を構えるIDEA Groupが、どのようにして日本企業の期待に応える機械設計アウトソーシングの実力と技術力・品質管理体制を確立してきたのかを詳しく解説します。

 

なぜ今、海外に設計を外注する企業が増えているのか? 

日本の製造業では以下のような課題が深刻化しています: 

  • 設計人材の慢性的な不足 
  • 短納期での対応が求められる多品種対応 
  • コスト削減の必要性 

特に中小企業では、社内だけでこれらの要件を満たすことが難しくなっており、外部設計リソースの活用=アウトソーシングが現実的な解決策として注目されています。 

日本品質に応える設計サービスの3つの条件

海外に設計を依頼する際、価格だけで判断するのは危険です。日本品質に応えるためには、以下の3つの要素が必須です:

1.  高い設計スキルとJIS準拠

  • 機械設計の基本だけでなく、日本工業規格(JIS)に対応できる知識と経験
  • 応力・干渉・材質などへの理解が求められます

2. ダブルチェックを含む設計品質管理体制

  • 設計ミスを未然に防ぐ検図・レビュー体制の有無が鍵
  • 社内でのチェックリストによる図面検査が実施されているかどうか

3. 日本語によるコミュニケーション能力

  • 日本語で図面の指示や設計方針を正しく理解できるかどうか
  • スムーズな意思疎通と設計思想の理解力

Design part processing drawings

 

IDEA Groupが日本企業に選ばれる理由 

  • IDEA Groupは、ベトナム国内で15年以上にわたり日本企業との設計連携を重ねてきた実績ある企業です。
  • 設計者150名以上、専任の日本語対応エンジニアを配置
  • SolidWorks / AutoCAD / Inventor などの主要ツールに精通 
  • 全設計エンジニアがJIS基準に準拠した設計ルールを理解 

図面の精度と納期遵守が強み 

  • 社内レビュー(2段階)で設計ミスを防止 
  • 製品ごとに専任エンジニアチームを編成し、最短納期での設計対応が可能 

徹底した品質管理と社内チェック体制 

IDEA Groupでは、納品図面ごとに「技術レビュー → 品質チェック → 顧客向けレビュー」という3段階のチェックを徹底しています。 

  • チェックシートの活用で漏れを防止
  • 毎月のレビュー会議で品質改善PDCAを実施 
  • 顧客要望への反映率96%以上(自社集計) 

この品質管理体制が、図面エラー率を1%以下に抑えることに貢献しています。 

言語・文化の壁を越える柔軟な対応力 

IDEA Groupでは、日本語対応のエンジニアを多数配置しており、次のような体制を構築しています: 

  • 日本語でのメール・オンライン会議対応対 
  • 図面コメントや赤入れの読み取り・対応 
  • 定期的な改善提案・仕様確認報告の実施 

「海外だから伝わらない」はもう過去の話。言語の壁を超えたパートナーシップが、IDEA Groupの強みです。

 

【事例紹介】日本企業との連携で実現した高品質設計支援 

ケース1:精密機械メーカー向け自動搬送装置の構想設計 

  • 日本側の基本構想をベースに、詳細設計~部品図まで担当
  • 2D図から3Dモデリングと図面作成まで約2週間で完了 
  • 顧客の設計部門から「即戦力のパートナー」と高評価 

ケース2:装置部品の設計標準化プロジェクト 

  • 旧図面のデータトレース+新規部品のCAD化 
  • 設計ルールに基づく自動化支援で年間約20%の工数削減

 

まとめ:品質もコストも妥協しない“真のパートナー”へ 

IDEA Group単なるコストダウン目的の外注先ではありません。

  • 設計品質
  • JIS準拠対応力
  • 日本語での確実な連携

これらを武器に、日本の製造業が求める真の“設計パートナー”として、今後も日本市場と共に歩み続けます。 設計リソースに課題を感じている企業の皆様、ぜひ一度、IDEA Groupの実力をご体感ください。 さらに詳しい技術情報やご相談は、公式サイトのお問い合わせページへどうぞ! 

IDEAグループについて

弊社はベトナムにある機械設計請負・精密機械加工・自動化機械設備製作・ロボット/無人搬送車(AGV)研究開発・貿易の4つ事業をしている会社です。ベトナム国内の子会社は2社、日本と米国に各1社子会社を展開しています。

「迅速な対応・安価で高品質」をモットーにしています。従業員は250名で合弁企業含め420名、15年以上にわたりお客様に満足して頂く為に、品質、サービスを常に改善していく努力をする事でお客様からの高い評価を頂いております。今後は更なる展望として「お客様により貢献できる機械設計・加工・製造会社となり、また、ベトナムの産業の発展に貢献する」ことを目指していきます。

納入実績:https://ideagroupvn.com/nonyu-jisseki/sekkei/

お客様・お取引先からの評価:

ニュースリンク

ERPとMESの連携で実現するリアルタイム生産管理
10月 14, 2025 ニュース
ERPとMESの連携で実現するリアルタイム生産管理
① はじめに 製造業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中、現場の生産状況をリアルタイムで把握し、柔軟に対応できる体制づくりが求められています。特にOEM企業では、納期短縮・品質向上・トレーサビリテ […]
ERPとQRコードで始める部品トレーサビリティ改革
10月 14, 2025 ニュース
ERPとQRコードで始める部品トレーサビリティ改革
①なぜ今「部品トレーサビリティ」が重要なのか? 製造業において、製品の品質保証や不良品の早期発見・対応は、顧客満足度を左右する重要な要素です。特にOEM企業にとっては、納品先の厳しい品質基準に応えるため、部品単位でのトレ […]
AI画像処理×ERP統合|製造品質を劇的に改善する5つの設計ポイント
10月 7, 2025 ニュース
AI画像処理×ERP統合|製造品質を劇的に改善する5つの設計ポイント
①品質検査とERPの統合が求められる背景 製造業において「品質検査」は、製品の信頼性を左右する重要な工程です。しかし、従来の検査は人手に依存し、結果がERPなどの管理システムと連携されないケースも多く、情報の断絶が課題と […]
ERPと自動化設備の連携事例|IDEAの設計力
10月 7, 2025 ニュース
ERPと自動化設備の連携事例|IDEAの設計力
①ERPと自動化設備の連携が製造現場にもたらす価値 近年、製造業では「業務システムとの統合」や「自動化機器」の導入が加速しています。特にOEM企業にとっては、設計から生産、納品までの一貫した情報管理が求められる中で、シス […]
クラウドERP導入の5ステップ|OEM企業が知っておくべきポイント
10月 2, 2025 ニュース
クラウドERP導入の5ステップ|OEM企業が知っておくべきポイント
なぜ今、クラウド型業務管理システムなのか? 製造業、特に受託生産を行う企業では、設計から加工、組立、納品までの工程が複雑化しており、リアルタイムでの情報共有と業務の一元管理がますます重要になっています。従来のオンプレミス […]
Index