ERPと自動化設備の連携事例|IDEAの設計力

ニュース 10月 7, 2025

I. ERPと自動化設備の連携が製造現場にもたらす価値

近年、製造業では「業務システムとの統合」や「自動化機器」の導入が加速しています。特にOEM企業にとっては、設計から生産、納品までの一貫した情報管理が求められる中で、システムと現場設備の連携が重要な課題となっています。

IDEAは、10年以上にわたり「OEM向け設計」と「自動化機器」の分野で実績を積み重ねてきました。本記事では、業務システムと製造装置の連携事例を通じて、IDEAの設計力がどのように製造現場の課題を解決しているかをご紹介します。

 

ERP統合と自動化機器がもたらす製造現場の価値

 

II. IDEAの設計力

業務システムとの統合を成功させるためには、単なる機械設計だけでなく、情報システムとの「つながり」を意識した設計力が不可欠です。IDEAでは、OEM向け設計の段階から統合を前提とした制御設計・センサー配置・データ取得の仕組みを構築しています。

例えば、生産ラインの各工程において、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)と業務システム間の通信を可能にするインターフェース設計を行うことで、リアルタイムな進捗管理やトレーサビリティの強化が実現できます。

IDEAの設計力は、現場の自動化機器とクラウド型業務システムを「つなぐ」架け橋として、OEM企業のDX推進を支えています。

III. 連携事例紹介

IDEAでは、OEM設計の現場において、ERP連携を前提とした自動化設備の導入を多数手がけてきました。以下は、実際の製造現場での成功事例です。

事例1:板金加工ラインにおける生産進捗のリアルタイム管理

板金加工工程では、各機械にセンサーを設置し、加工開始・終了のタイミングをERPに自動送信。これにより、進捗状況をリアルタイムで把握でき、納期管理の精度が向上しました。
出典:自動化設備導入で生産性はどう変わる|OEMの視点から見る5つのポイント

事例2:組立工程でのトレーサビリティ強化とERP連携

組立ラインでは、各部品のバーコードをスキャンし、ERPに登録。どの部品がどの製品に使われたかを追跡可能にすることで、品質管理とアフターサービスの信頼性が向上しました。
出典:電子部品の供給・組立・検査を行う自動化装置システムの実績

事例3:保守・メンテナンス情報の自動収集とERPへの反映

設備の稼働時間や異常履歴を自動記録し、ERPに連携。これにより、予防保全のスケジュールが最適化され、ダウンタイムの削減につながりました。
出典:OEM機械のメンテナンスと長寿命化のポイント

IV. 技術的ポイント

業務システムとの統合を実現するためには、設計段階からの技術的な工夫が不可欠です。単なる設備導入ではなく、情報の流れを意識した設計が求められます。以下は、統合を成功に導くための代表的な設計ポイントです。

  • 通信プロトコルの選定

    PLCやセンサーと業務システム間の安定した通信を確保するために、OPC UAやMQTTなどの産業用プロトコルが活用されます。これにより、双方向のデータ送受信が可能となり、リアルタイムな情報管理が実現します。

  • IoTセンサーの配置とデータ整合性の確保

    温度、圧力、振動などのセンサーを適切に配置し、現場の状態を正確に把握することが重要です。収集されたデータはフィルタリング処理を経て、業務システムに送信され、分析や保守計画に活用されます。

  • API連携設計

    業務システムが提供するAPIを活用することで、設備側からのデータをスムーズに取り込むことが可能になります。これにより、現場の情報が即座に経営層や管理部門に共有され、意思決定のスピードが向上します。

業務システムが提供するAPIを活用する

V. ERP設計が製造現場にもたらす価値

    製造現場における業務システムとの統合は、単なるIT導入ではなく、現場の設備設計と密接に関わる重要なテーマです。自動化機器とシステムをつなぐためには、通信プロトコルの選定、センサー配置、データ整合性の確保など、設計段階からの工夫が求められます。これらの設計が適切に行われることで、生産進捗の可視化、トレーサビリティの強化、保守管理の効率化など、製造現場の運用が大きく改善されます。

    今後、OEM企業が競争力を維持・強化するためには、「業務システムと自動化機器の融合」を前提とした設計思想がますます重要になるでしょう。

    ERPと自動化機器の連携をより深く理解するために、以下の記事も参考になります。
    >クラウドERP導入の5ステップ|OEM企業が知っておくべきポイント – IDEA

    IDEAグループについて

    弊社はベトナムにある機械設計請負・精密機械加工・自動化機械設備製作・ロボット/無人搬送車(AGV)研究開発・貿易の4つ事業をしている会社です。ベトナム国内の子会社は2社、日本と米国に各1社子会社を展開しています。

    「迅速な対応・安価で高品質」をモットーにしています。従業員は250名で合弁企業含め420名、15年以上にわたりお客様に満足して頂く為に、品質、サービスを常に改善していく努力をする事でお客様からの高い評価を頂いております。今後は更なる展望として「お客様により貢献できる機械設計・加工・製造会社となり、また、ベトナムの産業の発展に貢献する」ことを目指していきます。

    納入実績:https://ideagroupvn.com/nonyu-jisseki/sekkei/

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